• あなたは、ここに在るだけで価値がある

10月9日、第33回ピアミーティングが開催されました。
テーマは「ふつう」
前日までふつうってなに!?と頭を悩ませました。

チェックインは秋を感じた時。
金木犀や秋の果物など、自然に触れて感じる人、ちょっと過活動になってしまう、といったことで季節の変化を感じる人、はたまた秋の風物詩、月見バーガーで秋を感じる人。

一つ目の小テーマは「自分にとってふつうってどういうこと?」
理想ではない状態、中庸な状態、説明がいらない状態、
時代によってふつうは変わっていく、などがあがりました。

ふつうは一番理想的な状態、とポジティブに捉えている人も、
ふつうは自分を縛り付けようとする概念、とネガティブに捉える人もいて、その捉え方で同じ言葉でも全く意味合いが変わってきます。

二つ目の小テーマは「ふつうの感覚、いいところとわるいところ」
ブレストでどんどんでてきました。
いいところとしては、慣れると楽、無難、批判されないなどがありました。
また、ふつうという感覚を使ってコミニュケーションが生まれる、というメリットも挙げられました。
例えば、「○の名は」「○ズニーランド」など、見た見た-、好き!行きたい!と、大多数の人が同じ様に答えるような(思われる)話題で感情の共有が出来るなどです。

わるいところとしては、つまらない、いらいらする、無駄に感じる等。
普通じゃなくなった時もろくなる、と言った意見もありました。
自分にとっての普通ってすごく幅が狭い、という方がいました。いつも躁状態かうつ状態なんだけど、主治医は「40%を目指しましょう」という。でも自分にとっては40%ってちょっとつらい状態。低め安定って、ふつうの基準がちょっと下に設定されている…というようなお話でした。
SMTという言葉もでてきました。そこそこ、まあまあ、たのしいの意とのこと(使いたい!)

最後の小テーマは、「自分らしくいきていくために、ふつうとどう付き合っていくか?」
ふつうに生きていくことが人生の目的じゃないから、ふつうじゃなくてもまあいいんじゃない?という方、
他と比べるからふつうが出てくる、ひとそれぞれものさしがちがうから、ふつうは測れないもの、という方、
以前の自分のふつうと、現在の自分のふつうのギャップに苦しんでいて、じぶんらしくって大変に感じる、という方もいました。

最後に、自分が自分らしくいられることが、ふつうになったらいいな。今の自分でいいんだと思うと、自己肯定感が高まるという感想が出ました。

自分のなかのふつうのイメージがみなさん様々で、こんなにいろんなものさしを持ってみんな暮らしているんだ、というのが事務員にとっては驚きでした。
自分がいかに井の中の蛙だったか知ることができて、すごく新鮮でした。
事務員は風邪を引いての参加で皆さんの助け舟を借りながらの参加でしたが、とても楽しかったです。

さて、11月は会場の都合で在はお休み、次回は12月16日の開催になります。テーマは「いいかんじの自分」。
これからどんどん寒くなっていきますが、皆様風邪など引かれぬようにしてくださいね。
皆様にお会い出来るのを楽しみにしています!

(事務員M)