• あなたは、ここに在るだけで価値がある

夜になると少しずつ涼しい風が吹くようになってきましたね。

9月18日、32回めのピアミーティング在を開催しました。

テーマは「悩み」。少し小さめの小会議室という部屋だったのですが、たくさんの方に参加していただき会場は満員。久しぶりに来て下さった方、初参加の方も多く、あちこちで再会の挨拶、はじめましての挨拶が交わされていました。中には半年振りや1年半振りに参加された方も。ほそぼそと続けていて、良かったなとこういう時思います。

チェックインは「最近ちょっと良かったこと」
いろんなちょっと良かったことが集まりました。ちなみに事務員Mは、前日の台風の進捗にビクビクしていたので、無事ピアミーティングを開催できたことが良かったことです。

一つ目の小テーマは「悩むってどういうこと?どんなことで悩んでる?」
悩みと困っていることは違うのではないかとか、自分を成長させたいけど一歩を踏み出せないで悩んでいる、自分が悩むのは選択の時、等の意見があがりました。
悩みは乗り越えるべき壁であるという方がいて、そこに山があるから登るんだという言葉を思い出しました。

2つめの小テーマは「なぜ悩むの?」
この小テーマは、決める時在代表と事務員が「わかりにくい」「いやそこを考えることが大事」などと喧嘩しながら決めたテーマだったりします。参加された方も「なぜ悩むかで悩む…」と苦戦しているような印象でした。
失敗が怖いから悩む、後で後悔したり悩みたくないから今悩むなどが出ました。
悩みというのは悩む余地があるからこそ、すべての悩みは贅沢なものだという至言も。
悩みの正体って、もやもやしていてなんなのかわからない、ブラインドボクシングしているようなもの。その正体を見極めれば幽霊の正体のように悩みって弱体化するのではないかという話にもなりました。
わからないことって不安につながりますよね。

3つめの小テーマは、「悩みと上手に付き合うには?」
悩みへの対処法を話し合いました。
ロジカルな悩みには、マインドマップやTODOリストが有効だったり、見える化する、対人関係ならいい距離感をとる、手紙を書く等出てきました。
また、自分だけだといっぱいいっぱいになってしまうから、相談できる人を見つけること。自分が悩みを認めてあげること(心の片隅に風呂敷に包んだ悩みをおいてあげる)。
自分が幸せになるために生きているから、自分を大切にすることが大事、悩みと不安と困りごとを切り分ける、悩んでもいいけど期限を決める、などいろんな対処法が出てきました。

チェックアウトでは、ほどけた感じがするとか、ちょっと哲学的で難しかったかも…とか、悩む自分もありじゃない?とか、自分の悩みは欲が原因とか、そんな感想が出ました。

事務員Mは悩みは可視化して解決策を見つけるのが向いているので、雑記帳に書いて、解決したら「済」のスタンプを押しています。済のスタンプが増えていくと、意外に繋がっていたべつの悩みも解消されたりして、ふふふ…となります。
悩みって放っておくとにょきにょき育つし、枝分かれするし、根っこもあるし、なんか植物みたいだなあと思います。ぼうぼうになるまで放置せず適度に刈り込むことで、意外と制御出来るのかな、なんて感じました。

 

さて、次回のピアミーティングは10月9日、体育の日です。テーマは「ふつう」。
皆様のご参加をお待ちしています!

(事務員M)